乾燥ニキビ あご

乾燥ニキビがあごにできるということは?

 

乾燥ニキビがあごにできると言うことについて、ちょっとだけ、深く掘り下げて考えてみましょう。

 

 

まず、そのニキビが 「乾燥ニキビ」 だという定義なんですが、どうして普通のニキビではなく、乾燥ニキビだと考えているのでしょうか?

 

 

普通のニキビというのは、俗に言う 「脂性ニキビ」 のことで、肌がアブラっこいとか、皮脂の分泌が激しいなどの原因が考えられます。

 

 

皮脂

毛穴の中にある皮脂腺から分泌される脂肪を含む液体です。アブラのようなものと考えると分かりやすいと思います。皮脂は肌を保湿する役割がある他、肌に薄い皮脂のベールを作って、紫外線やホコリなど、外部刺激から肌を守る役割も果たしてくれています。けれど、この皮脂の分泌量が多くなると、肌はべたつきを感じるようになる他、皮脂が毛穴に詰まってニキビを作る原因にもなります。

 

 

 

ですから、自分の肌が、特にアブラっこいわけでもなく、皮脂の分泌も多いようには思われないのにニキビが出来る。

 

 

そのようなことから 「乾燥ニキビ」 という考え方が生まれてきているのだと思います。

 

 

けれど、間違ってはいけないことは、ニキビができる原因は、決して肌の乾燥などではなく、やっぱりアブラ、すなわち 「皮脂」 が影響しているということです。

 

 

あごやフェイスラインの皮脂量というのは、おでこや鼻筋にかけてのいわゆる 「Tゾーン」 の皮脂量に比べると比較的少ないとされています。もちろん個人差はありますが、普段皮脂量の少ないあごからフェイスラインにかけての毛穴のサイズは、普段皮脂量の多いTゾーンなどの毛穴のサイズよりは小さくなっています。

 

 

毛穴のサイズが小さいということは、一時的にでも皮脂の分泌が過剰になってしまった場合、すぐに毛穴が目詰まりを起こしてしまう恐れがあります。

 

 

毛穴が目詰まりを起こすと、そこに詰まった皮脂が、ニキビ菌のエジキとなって、ニキビが発生してしまいます。

 

 

ここまでが「乾燥ニキビ」の原因その@です。

 

 

もう一つ考えられる有力な原因は、肌の極度の乾燥です。いわゆる「乾燥肌」。乾燥とは肌の水分が極端に少なくなった状態です。なので肌はこれ以上水分がなくなってしまうと 「危険」 だと考えて、皮膚(角質)を厚くして、肌内部の水分の蒸発を防ぎます。

 

 

また、皮膚(角質)が厚くなる原因はこの他にも、ホルモンバランスの乱れや、カラダの疲れなどからくる免疫力の低下などが考えられます。

 

 

皮膚(角質)が厚くなってしまうと、その分毛穴も塞がれやすい状態になってしまいますので、ここでもまた皮脂の出口が塞がってしまうという状態を作ってしまい、閉じ込められた皮脂はニキビ菌のエジキとなってニキビが発生してしまいます。

 

 

ここまでが「乾燥ニキビ」の原因そのAになります。

 

 

ニキビができる要因は、人それぞれの肌環境によっても、また、人それぞれの遺伝の形態によってもさまざまで、いまだに解明されていない部分が多いのも事実ですが、「乾燥ニキビ」 といわれているニキビができる原因は、ここに挙げた2通りの考え方が有力です。

 

 

では次に、そんな 「乾燥ニキビ」 のケアについて考えていきたいと思います。

 

 

乾燥ニキビがあごにできる場合のケア方法

 

さきほど挙げた「乾燥ニキビ」の原因そのAに関しては、まずは 「乾燥肌」 の改善が急務となります。

 

 

「乾燥肌」 は、皮膚(角質)の層を厚くして、そこに古い角質が溜まっていってしまいますから、肌のターンオーバー (新陳代謝=新しいものが生まれて、古いものが剥がれ落ちるサイクル) も乱れてしまって、ニキビ以外にも色んな肌トラブルを誘発させます。

 

 

乾燥肌の改善には、肌の保湿が最重要課題ですが、間違った保湿ケアでは意味がありません。乾燥肌というのは、肌の水分を蓄える力 (保湿力) が低下していることのあらわれですので、そんな状態の肌にいくら化粧水をつけてもあまり意味がありません。保湿力が特に強いセラミド配合の保湿化粧品などを使って、入念な保湿ケアを心がけましょう。

 

 

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さて、「乾燥ニキビ」の原因その@に関するスキンケア方法についてですが、毛穴のサイズを大きくすることはちょっとできそうにありませんよね。

 

 

ではどうするか?

 

 

あごやフェイスラインの毛穴のサイズがいくら小さいとはいっても、皮脂が普通に分泌されている分には問題はないはずです。

 

 

要は皮脂の分泌が、たとえ一時的にでも過剰になることが問題なのです。

 

 

では、なぜ皮脂の分泌が過剰になるのか? その原因を突き止めることができれば、あごにできるニキビを改善することも可能になるはずです。

 

 

皮脂の分泌が過剰になる原因には以下の要因が考えられます。

 

 

肌に良くない食品の過剰摂取

肌に良くない食品の過剰摂取は、皮脂の過剰分泌に直結する要素です。ここでは皮脂の分泌を促しやすい食品を例に挙げておきますので、過剰に摂取している、または過剰に摂取する時があると言う方は注意が必要です。

 

  • 刺激の強いもの(スパイス類)…コーヒーやカレー、エスニックフード
  •  

  • スナック菓子、チョコレート、レトルト食品、ナッツ類、酒類
  •  

  • 揚げ物や脂肪分の多い食事

 

これらの食べ物の摂取を控えて、野菜や果物を積極的に摂るようにすることで、皮脂の過剰な分泌を抑える効果が期待できます。

 

 

ホルモンバランスの乱れ

ホルモンバランスの乱れによって皮脂が過剰に分泌することはよくあることで、大人ニキビと言われる成人してからのニキビの原因ではホルモンバランスの乱れによるものが多く見られます。

 

また、「乾燥ニキビ」の原因そのAに見られるような角質肥厚(皮膚(角質)が厚くなってしまうこと)や、肌が乾燥するそもそもの原因もホルモンバランスの乱れが関係していることがよくあります。

 

ホルモンバランスの乱れを起こす原因については、以下のようなものが考えられます。

 

  • 偏った食生活
  •  

  • 睡眠不足(または昼夜逆転などの不規則な生活習慣)
  •  

  • 運動不足
  •  

  • 無理なダイエット
  •  

  • ストレス

 

これらの生活習慣を改めることで、ホルモンバランスンの改善を目指しましょう。

 

 

ここでは、ホルモンバランスの乱れにアプローチしてくれる化粧品を紹介しておきます。乾燥ニキビや肌荒れがホルモンバランスンの乱れからきているものだと言う自覚がある方なら、試してみる価値のある化粧品だと思います。

 

 

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